かつて高校ラグビーの超一流選手といえば関東の大学へ進学するのが主流だったが、その流れは完全に変わりつつある。東福岡、桐蔭学園、大阪桐蔭、石見智翠館といった名門高校のエースたちが、続々と関西の大学を選択しているのだ。
その背景には、各大学による劇的な「インフラ投資」がある。プロチーム顔負けのウェイトルーム、専属の栄養士による食事管理、GPSデバイスを用いた科学的コンディショニング環境が整えられた。さらに、ジャパンラグビー リーグワンのクラブと密接に連携したキャリアパスが確立されたことも大きい。大学在学中から高いレベルで揉まれ、即戦力としてプロの世界へ羽ばたける環境が、関西にはすでに存在している。