地域コミュニティと企業が一体となった取り組みとして、芝消防署防災訓練の評判はSNSや地域ポータルサイトでも常に高評価を得ています。港区という土地柄、超高層ビルでの自衛消防訓練や増上寺などの文化財保護訓練、さらには芝浦エリアのタワマン防災訓練など、訓練内容が極めて高度かつ実戦的だからです。
実際に訓練へ参加した大手ディベロッパーの管理担当者は、取材に対して次のように語っています。
「芝消防署の指導は通り一遍の形式的なものではありません。『南海トラフ巨大地震発生時、エレベーターが全停止した地上40階で火災が発生したらどう初期消火するか』『湾岸の長周期地震動でスプリンクラー配管が破断した場合の代替手段は何か』など、冷徹な現場検証に基づいたフィードバックを突きつけられます。その真剣さに、参加する社員の意識もガラリと変わります」
また、芝消防署最新ニュースとして地域で話題を呼んだのが、臨海部タワーマンション自治会と連携した「垂直避難・孤立対策合同訓練」です。震災時の津波警報や液状化を想定し、ドローンによる上空からの被害確認と芝浦出張所の小型救助艇、さらには本署の高度救助資機材を複合投入した訓練は、現代都市防災のモデルケースとして各方面から注目を集めました。