ヘルキャット レッドアイには、伝統的な2ドアクーペの「ダッジ チャレンジャー SRT ヘルキャット レッドアイ」と、実用的な4ドアセダンでありながら世界最速級の量産セダンと称される「ダッジ チャージャー ヘルキャット レッドアイ」の2系統が存在します。
ボディ形状における最も重要な選択肢が「ワイドボディ(Widebody)」の有無です。ワイドボディ仕様は、専用のオーバーフェンダーによって全幅が約8.9cm(3.5インチ)拡大され、チャレンジャーで全幅1,990mm、チャージャーでは2,000mm超の堂々たる体躯となります。
このワイド化の真の目的は、見た目の迫力だけではありません。800馬力近いトルクを路面に伝えるため、タイヤサイズが標準の275/40R20から305/35ZR20のピレリP-ZEROへと大幅にワイド化されている点にあります。サーキットやゼロヨンにおけるグリップ力、コーナリング時のスタビリティ、ブレーキング性能において、ワイドボディはナローボディ(標準幅)を圧倒するタイムと安定性を叩き出します。
日常の取り回しや日本の立体駐車場事情を考慮すれば全幅2m超は大きな制約となりますが、走りのポテンシャルをフルに解き放つ上では「ワイドボディこそがレッドアイの本命」と評されています。