Q1:走者がいないときにボークと同じ動きをしたらどうなりますか?
A1:走者がいない場合、ボークは宣告されません。その代わり、投手が不意打ち投球をしたり反則投球を行ったりした場合は「不正投球(イリーガル・ピッチ)」と判定され、打者のカウントにボールが1つ追加されます。走者がいないため進塁のペナルティは生じません。
Q2:牽制のとき、一塁へ足を向けて投げずにボールを持ったままなのはセーフですか?
A2:アウト(ボーク)です。一塁および三塁に対しては、プレートに軸足を置いたまま「投げるフリ(偽投)」をすることは禁じられています。一塁方向へ足を踏み出したのであれば、必ず一塁へ送球しなければなりません。投げない選択をするためには、動作を起こす前に軸足をプレートの後方へ外す必要があります。
Q3:なぜプロの試合でもボークのリクエスト(ビデオ判定)ができないのですか?
A3:ボークの判定は「投手の完全静止の有無」や「走者を欺く意図があったか」など、審判員の心証や目視による裁量判断の要素が極めて強いためです。ホームランかどうかの打球判定や塁上のアウト・セーフといった客観的事実と異なり、判定基準のデジタルな線引きが難しく、試合進行の著しい遅延を防ぐ観点からも多くのプロリーグでリクエスト対象外とされています。