今でこそ華々しいスポットライトを浴びる彼女ですが、その足跡は決して平坦なエリートコースではありませんでした。米村姫良々のハロプロにおける出発点は2016年1月。わずか小学5年生(11歳)のときにハロプロ研修生(25期)として加入したのが始まりです。
同期や後輩が次々と正規グループへ昇格・デビューしていくなか、彼女の研修生期間は約5年11ヶ月にも及びました。当時の特番インタビューや手記で語られた「何度も活動辞退が頭をよぎった」という生の告白は、過酷な内部競争のリアルを物語っています。毎年春に開催される「ハロプロ研修生実力診断テスト」では、悔し涙を流しながらも年々スキルをアップデートし、2019年にはキャラクター賞、2021年には宮本佳林賞を受賞するなど、着実に頭角を現していきました。
米村姫良々の研修生経歴において最大の転機となったのは、2019年に結成された「ハロプロ研修生ユニット」への選抜です。少人数体制で徹底的に実戦経験を積んだことで、パフォーマンスの安定感とMC力が劇的に向上。2021年末、新グループ「OCHA NORMA」の結成が正式発表され、2022年7月に念願のメジャーデビューを果たしました。約6年の下積みが育んだ「ステージに対する真摯な覚悟」こそが、現在の彼女を支える最大の武器となっています。