着物本体だけでなく、肌の上に直接着る長襦袢や、夏の浴衣、袖の長い振袖には、それぞれの形状に合わせた最適な折り方があります。
長襦袢たたみ方簡単テクニック
長襦袢は着物よりも生地が柔らかく滑りやすいため、簡略化されたたたみ方が推奨されます。背中を下にして広げ、左右の衿を軽く重ね合わせたら、両脇を背中心に向かって内側に折り込みます。その後、袖を折り返し、裾を持ち上げて二つ折りにするだけで、余計なシワを作らず素早く収納できます。
浴衣たたみ方の注意点
浴衣の基本構造は着物と同じであるため、本だたみでたたむのが原則です。ただし、木綿素材は正絹よりも折りジワが定着しやすいため、手アイロン(手のひらで撫でてシワを伸ばす動作)を丁寧に入れながら折るのがポイントです。家庭で洗濯した後は、完全に乾いてからたたまないとカビの原因になります。
振袖たたみ方手順の工夫
振袖は袖丈が約100〜115cmと非常に長いため、通常のたたみ方では袖がはみ出してしまいます。身頃を本だたみで長方形に整えた後、両袖を身頃の長さに合わせて2回から3回、蛇腹状に丁寧に折り畳んで身頃の内側や上に収めるのがシワを防ぐ鉄則です。