Q1:祇園精舎は現在でもインドに存在し、見学することはできますか?
A1:はい、遺跡として現存しています。インド北部ウッタル・プラデーシュ州のサヘート(精舎跡)・マヘート(都市跡)として保護されており、釈迦が多くの雨安居(雨季の修行)を過ごした「香室(ガンダーラ・クティ)」の遺構などを巡礼・観光することができます。
Q2:「諸行無常」と「盛者必衰」の違いを端的に言うと何ですか?
A2:「諸行無常」は宇宙や自然界を含む万物すべての状態が変化し続けるという【包括的な法則】であり、「盛者必衰」はその中でも特に人間社会の権力・繁栄・富が衰えていく現象にフォーカスした【社会的な法則】です。
Q3:冒頭に出てくる「おごれる人」「猛き者」は具体的に誰を指していますか?
A3:平家物語の本文では、この直後に中国の暴君たち(秦の趙高、漢の王莽、梁の朱忌、唐の安禄山)が例示され、続いて日本国内の反逆者たち(平将門、藤原純友、源義親、藤原信頼)が列挙されます。そして最終的に、これらすべての悪例を凝縮した存在として平清盛へと焦点が当てられます。
Q4:京都の「八坂神社」がかつて「祇園社」と呼ばれていたことと、インドの祇園精舎は関係がありますか?
A4:大いに関係があります。八坂神社の旧称である祇園社(祇園感神院)は、祇園精舎の守護神とされた「牛頭天王(ごずてんのう)」を祭神として祀っていたことに由来します。京都の地名「祇園」もここから名付けられました。