デジタル機器への入力操作とは異なり、印刷物や公的文書に文字として記載する促音ローマ字ヘボン式とローマ字小さいつ訓令式ルールには、厳格な文法規定が存在します。
ローマ字小さいつ小学校学習において、国語の授業で指導されるのは内閣告示に基づく「訓令式」です。訓令式は日本語の音韻体系に沿った規則性を重視するため、「切符(kippu)」「切手(kitte)」「雑誌(zassi)」のように、後続する子音字をそのまま重ねるローマ字促音子音の重ね方が徹底されます。
対照的に、駅名標や英語圏とのコミュニケーション、公的証明書で採用される「ヘボン式」は、英語話者の発音感覚に即した実用的なルールを採用しています。基本は訓令式と同じく子音の重複ですが、破綻が生じやすい「チ(CHI)」「チャ(CHA)」「チュ(CHU)」「チョ(CHO)」の直前に促音が来る場合のみ、特別な例外規定が適用されます。