Q1:スラブ厚は何ミリあれば防音上安心と言えますか?
A1:在来スラブ工法であれば200mm〜220mm以上、ボイドスラブ工法であれば250mm〜300mm前後が一つの安心基準とされています。ただし、重量衝撃音を完全にゼロにすることは難しいため、スラブ厚の確保に加えて防振ゴム付きの支持脚や遮音マットを併用することが効果的です。
Q2:リフォームでスラブそのものを削ったり、穴を開けたりすることはできますか?
A2:原則として絶対に不可能です。床スラブは建物の構造耐力上主要な共用部分であり、内部には荷重を支えるスラブ配筋が緻密に配置されています。コンクリートを削る・コア抜き(穴あけ)を行う行為は建物の耐震性や強度を致命的に損なうため、管理規約および法令で固く禁じられています。
Q3:戸建て住宅の「土間スラブ」とマンションの「床スラブ」はどう違いますか?
A3:戸建て住宅の土間スラブは主に1階の地面上に直接打設される床コンクリートを指し、地盤の湿気防止や基礎全体の剛性向上を目的としています。一方、マンションなどの床スラブは上下階を区切る構造床版であり、地震時の水平荷重を梁へ伝達する構造計算上の役割と、上下階の遮音・耐火を担う点で機能と設計基準が異なります。