きっちり結んだお団子を、一気におしゃれなサロンクオリティに変えるのが「ほぐし」の工程です。しかし、引っ張りすぎて全体が崩れてしまっては本末転倒です。失敗しないほぐし方のコツは、「抑え」と「引き出しの薄さ」にあります。
まず、お団子の結び目の根元を利き手とは逆の手でしっかりと押さえます。このアンカー(支点)がブレない限り、ベースが崩れる心配はありません。引き出す際は、指全体で掴むのではなく、「親指と人差し指の爪の先で、髪を5〜10本だけつまむ」感覚で行います。
引き出す優先順位は以下の通りです:
1. トップの中央:高さを出して頭の形を綺麗に見せる
2. 耳の上の毛束:耳に少し被せるように引き出し、こなれ感を出す
3. お団子のループ部分:均等に円を描くように少しずつ広げる
4. 後頭部(結び目の下):自然なたるみを作り、絶壁をカバーする
凹凸のある立体感が生まれることで、ゴム1本で作ったとは思えない贅沢な空気感と抜け感が手に入ります。