日本中に衝撃が走ったのは、2015年1月14日朝の報道でした。前日深夜から早朝にかけて、東京都千代田区駿河台の大学病院敷地内で倒れている男性が発見され、その場で死亡が確認されました。この男性こそが、秋吉久美子の長男(当時35歳)でした。
警視庁神田警察署の調べによると、現場は当時改修工事中だった日本大学駿河台病院(現・日本大学病院)の敷地内でした。非常階段の地上約10メートル付近(建物の3階から4階相当)から転落したとみられています。
死因は全身を強く打ったことによる外傷性ショックや頭部損傷と診断されました。当初は深夜の工事現場という特異な場所であったことから事件性や自死を疑う声も上がりましたが、捜査の結果、争った形跡や遺書などは一切見つからず、不慮の転落事故として処理されました。
現場の状況として特筆すべきは、彼が「両手に荷物(カバンなど)を抱えた状態」で転落していた点です。足元が暗く視界が悪い中、何らかの理由で非常階段に立ち入って足を滑らせ、手すりを掴むことができずにそのまま転落してしまったと見られています。