衣服に当て布が必要かどうかを判断する最も確実な基準は、衣類の内側に縫い付けられている取扱い絵表示(洗濯表示)です。2016年12月に改定された新JIS規格(国際規格ISO準拠)のアイロンマークでは、記号の下に表示される波線(当て布マーク)の有無で指定されています。
アイロン記号の中に描かれた「・」の数は設定温度を示しています。
- ドット3個(底面温度200℃まで):綿・麻など高温に強い素材
- ドット2個(底面温度150℃まで):ウール・シルク・ポリエステル・レーヨンなどの中温素材
- ドット1個(底面温度110℃まで):アクリル・ポリウレタン・ナイロンなどの低温素材
アイロン記号の下に「波線」が付いている場合、あるいは付記用語として「あて布使用」と明記されている場合は、いかなる場合も直当てが厳禁です。特にウール100%のスーツやデリケートなブラウス、光沢のあるサテン生地などは、ドットの数にかかわらず当て布を使用するのが安全です。