標高約700メートル、「手で星を掬(すく)える」ほどの絶景と称される摩耶山掬星台。ここから望む神戸から大阪平野へ広がる1000万ドルの大パノラマは、光の密度とスケール感において圧倒的だ。
現在、エリア一帯では「六甲・摩耶空中散歩プロジェクト」を軸とした周遊性の強化が進んでおり、ケーブルカーとロープウェイを乗り継ぐ「まやビューライン」の利便性が向上している。掬星台の足元に広がる蓄光石の歩道「きらきら小径」は、日没後に幻想的な青い光を放ち、眼下の都会の光彩と絶妙なコントラストを描き出す。ベンチの配置や夜間照明の工夫により、静寂の中でじっくりと光の海へ没入できる環境が整えられている。