2020年大晦日の午後8時に幕を開けた嵐のラストステージは、およそ3時間にわたり全28曲が披露されました。セットリスト全体を俯瞰すると、単なる過去のヒットパレードではなく、嵐の「過去・現在・未来」を時間軸と精神性の両面から描き出す4幕構成になっていたことが浮き彫りになります。まずは、披露された全楽曲の曲順一覧を確認します。
【『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』全曲順一覧】
- ワイルドアットハート
- サクラ咲ケ
- SHOW TIME
- Party Starters
- 言葉より大切なもの
- GUTS !
- 風の向こうへ
- いつか秒針のあう頃
- つなぐ
- Turning Up
- Do you...?
- 明日の記憶
- One Love
- Løve Rainbow
- Step and Go
- エナジーソング〜絶好調超!!!!〜
- Whenever You Call
- 台風ジェネレーション -Typhoon Generation-
- PIKA★★NCHI DOUBLE
- 君のうた
- A・RA・SHI
- Monster
- 迷宮ラブソング
- マイガール
- Happiness
- 感謝カンゲキ雨嵐
- (メンバーラストスピーチ:櫻井翔・二宮和也・相葉雅紀・大野智・松本潤)
- The Music Never Ends(歌唱ラスト曲)
- (退場エンドロール:Love so sweet)
オープニングを飾ったのは、2012年の大ヒット曲『ワイルドアットハート』でした。「一度きりの人生 転がるように 誰もが自分を生きてる」というフレーズは、これから個々の人生へと歩みを進めるメンバーとファン双方への宣誓のようにも響きました。続く『サクラ咲ケ』でギアを一気に上げ、序盤から「湿っぽく終わらせない」という5人の強烈な意思表示が提示されました。
中盤では、最新アルバム『This is 嵐』からの挑戦的な新曲群と、デビュー初期の代表曲が巧みに交差します。世界的アーティストのブルーノ・マーズが手がけた全編英語詞の『Whenever You Call』から、2000年の名曲『台風ジェネレーション』、そして嵐の青春の象徴である『PIKA★★NCHI DOUBLE』へと繋がるシークエンスは、5人が駆け抜けた21年間の音楽的深化を物語る圧巻の流れとなりました。