日本語入力キーボードアプリ「Simeji」をはじめとする入力システムの進化により、クラウド辞書機能を通じて日々新しいドキドキ顔文字が生み出されています。SNS上の口コミやフォーラムを検証すると、ユーザーの間ではその利便性を絶賛する声が上がる一方で、実用上のトラブルも浮き彫りになっています。
ネット上の生の声を見ると、肯定的な意見として「文字入力で『どきどき』と打つだけで、自分の胸のつかえがスッと取れるような絶妙なデザインが出てくる」「好きな人とのぎこちない空気を一瞬で和ませてくれた」といった体験談が目立ちます。特に感情表現を直接的な言葉で綴ることに気恥ずかしさを覚える層にとって、顔文字は一種の心理的緩衝材として機能しています。
一方で、見過ごせないのが「文字化け問題」です。取材に応じたITライターは次のように指摘します。
「最新の特殊文字を組み合わせた顔文字は、OSのフォントレンダリングエンジンに依存しています。送信側のiPhoneでは完璧に可愛く表示されていても、受信側の古いAndroidスマートフォンやPC環境では、四角い空白記号(いわゆる豆腐マーク)や疑問符『?』に置き換わってしまうケースが後を絶ちません。告白や謝罪といった重大なメッセージで特殊文字が文字化けし、意図が正反対に伝わってしまったという相談も散見されます」
相手の閲覧環境が不明な初期段階では、標準的な記号で構成されたミニマルフェイス系を選択するのがリスク回避の鉄則です。