芸備線の時刻表を開いた際に誰もが直面するのが、運行本数の圧倒的なグラデーションです。全線を直通する列車は設定されておらず、大きく分けて以下の3つの区間に実質分断されています。
広島〜三次間は通勤・通学需要に支えられ、日中も1時間に1〜2本程度の運転頻度を確保しています。一方で、三次〜備後落合間に入ると本数は1日4〜5往復へと急減。さらに備後落合〜東城間に至っては、定期列車が1日わずか3往復という極めて過酷な運行密度となっています。JR西日本芸備線を利用する際は、全線一本の時刻表ではなく、区間ごとの運行計画を切り離して把握することが鉄則です。