現地に到着してまず圧倒されるのが、須津川渓谷に架かる長さ約105メートルの赤く重厚なアーチ橋「須津川渓谷橋」のスケール感です。富士バンジーのジャンプ台は、まさにこの橋の中央部分、谷底から高さ54メートルの地点に設置されています。
ジャンプデッキの先端に立つと、視線の先には日本の滝百選にも数えられる名勝「大棚の滝」が白水沫を上げて流れ落ち、眼下にはゴツゴツとした巨岩と須津川の清流が迫ります。都市部のテーマパークにあるタワー型アトラクションとは異なり、周囲を原生林に囲まれた完全な自然環境ゆえに、風の音や水音がダイレクトに鼓膜を震わせます。
現場スタッフのカウントダウン「5、4、3、2、1、バンジー!」の声とともに宙に躍り出た瞬間、視界は反転し、滝の轟音と風圧が一気に体を包み込みます。この大自然と人工構造物が融合したコントラストこそが、日本各地に拠点を展開するバンジージャパンのラインナップの中でも、富士バンジーが特別な評価を受ける最大の要因です。