Googleメッセージとは?Sms・Lineとの違いや料金・危険性を解説

Googleメッセージとは?Sms・Lineとの違いや料金・危険性を解説

Googleメッセージとは?Sms・Lineとの違いや料金・危険性を解説について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

Googleメッセージの根幹を理解する上で外せないのが、通信規格「RCS(Rich Communication Services)」の存在です。従来のSMS(ショートメッセージサービス)は、電話回線の空き帯域(シグナリングチャネル)を利用して最大全角70文字程度の文字だけを送る極めて原始的な仕組みでした。これに対し、Googleメッセージが標準採用しているRCSは、インターネットのデータ通信網を利用してチャットアプリと同等以上の多機能通信を実現する国際標準規格(GSMA Universal Profile)に基づいています。

通信業界関係者の証言によると、GoogleはこのRCSを世界規模で普及させるため、世界中の通信キャリアと長年交渉を重ね、キャリアの独自仕様に依存しない「Jibe Cloud」と呼ばれる自社インフラを構築しました。その結果、Android端末であれば通信会社を問わず、アプリを立ち上げて初期設定を済ませるだけで、以下のようなリッチな機能が即座に解放されます。

最大100MB超の高解像度写真やフルHD動画の送信、相手がメッセージを読んだかどうかがわかる「既読確認」、文字を入力している最中に画面に表示される「入力中インジケーター」、メッセージに対する絵文字リアクション、そして複数人でのグループチャット機能です。従来のSMSでは1通送るごとに文字数に応じた送信料が発生していましたが、RCSモードで通信している間はデータ通信量(パケット)を消費する仕組みのため、Wi-Fi接続時なら完全無料、モバイルデータ通信時でも実質無料(データ定額プラン内)で利用できます。

画面上の送信ボタンに注目すると、通信状態がひと目で判別可能です。送信アイコンが濃い青色で「RCSメッセージ」と表示されていればデータ通信による無料RCS送信、アイコンに鍵マークがついていればエンドツーエンド暗号化が有効な状態、薄い色や「SMS/MMS」と表示されている場合は電話回線経由の有料送信であることを示しています。相手の端末状況に応じて最適な経路を自動判別する設計こそが、このアプリの真骨頂です。

森 瞳
著者

森 瞳

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