Q1:退職後6ヶ月を過ぎてすでに「自動移換」されてしまいました。もう手遅れでしょうか?
A1:手遅れではありません。国民年金基金連合会に保管されている資産は、今からでもiDeCoや転職先の企業型DCへ救出(再移換)できます。ただし、過去に引かれた特定手数料(4,348円)や毎月の管理費(52円/月)は戻らず、再移換手数料(1,100円)が追加発生します。放置すればするほど資産が削られるため、一刻も早くSBI証券や楽天証券などのネット証券でiDeCo移換手続きを行ってください。
Q2:転職先が決まっていない無職の期間は、どう手続きすればいいですか?
A2:退職後すぐに無職となる場合でも、6ヶ月の猶予を待たずにiDeCoへの移換手続きを進めてください。毎月掛け金を積み立てる余裕がない場合は、「運用指図者(掛け金を拠出せず、過去の積立金のみを運用する区分)」として登録できます。これにより、自動移換による手数料流出を防ぎながら、非課税での運用を維持できます。
Q3:企業型DCの残高が5万円程度とごく少額です。それでもiDeCoへ移換すべきですか?
A3:移換すべきです。5万円の資産であっても、自動移換されれば初回手数料で約4,348円(資産の約9%)が消し飛び、その後も毎月手数料が削られ数年で残高がゼロに近づきます。また、移換して加入期間を維持しなければ将来の受給開始年齢が遅れる実害があります。少額であってもiDeCo口座にまとめて管理するのが鉄則です。