JR東海では、晴天時に富士山が美しく見える際、車掌が自発的に「ただいま進行方向右手に富士山がご覧いただけます」と車内アナウンスを入れるケースがあります。しかし、すべての列車で必ず放送が入るわけではありません。
近年はダイヤの高密度運行や自動放送の普及、ビジネス客の静粛性を重視する観点から、案内放送の頻度は控えめになる傾向があります。案内放送を待っていては、アナウンスを聞いて窓の外を見たときにはすでに通り過ぎていた、という事態に陥りかねません。
確実に絶景を捉えるための目安は「駅の通過案内表示」と「スマートフォンの地図アプリ」です。例えば浜名湖なら「浜松駅通過のテロップ」、伊吹山なら「岐阜羽島通過から約7分後」といった時間管理を自ら行っておくことが、シャッターチャンスを逃さない最大の防御策になります。