矢沢永吉にとって日本武道館公演は特別な意味を持ちます。1977年にソロロックアーティストとして初めて武道館のステージに立って以来、通算公演回数は150回を大幅に超え、前人未到の金字塔を打ち立てています。「武道館には魔物がいる。だからこそ面白い」と過去のインタビューで本人が述懐した通り、この八角形の会場には他のアリーナにはない濃密な緊張感と一体感が漂います。
ファンが固唾をのんで見守るのが矢沢永吉セトリ速報です。オープニングの1音目で会場が地鳴りのように揺れる演出から、中盤のバラードセクション、そしてアンコールの爆発力まで、構成の巧みさは世界水準です。
歴代名曲セットリストを俯瞰すると、『止まらないHa〜Ha』『トラベリン・バス』『黒く塗りつぶせ』といった鉄板のアッパーチューンはもちろんのこと、『時間よ止まれ』『I LOVE YOU, OK』『YES MY LOVE』などの珠玉のバラードが絶妙なバランスで配置されます。近年は初期のキャロル時代の楽曲や、アルバムの隠れた名曲が突如セットリストに組み込まれるサプライズもあり、コアファンからライト層までを唸らせる選曲が続いています。