チネイザンが世界的な認知を獲得した背景には、気功・タオイズム(道教)の世界的指導者であるマンタク・チア(謝明徳)氏の功績が大きい。タイ・チェンマイを拠点とする統合医療センター「タオ・ガーデン」において、チア氏は数千年にわたり閉ざされた環境で口伝されてきた東洋医学・中医学の秘術を体系化。国境を越えた弟子たちへと開放した。
彼が主宰する「ユニバーサル・ヒーリング・タオ(Universal Healing Tao)」を通じて、腹部への直接的なタッチが生命エネルギー(氣)を巡らせる手法が欧米の臨床家たちに衝撃を与えた。その集大成として知られる書籍『タオ・人体内臓気功(Chi Nei Tsang)』は、解剖生理学的な知識と伝統的なエネルギーワークを融合させた名著として、今もなおセラピストたちのバイブルとして読み継がれている。