高齢者の免許更新における最新基準を徹底解説すると、認知機能検査は「手がかり再生」と「時間の見当識」の2項目で構成されている。イラストを記憶して直後および少し時間を置いてから思い出す検査と、当日の年月日や時刻を正確に答える検査だ。ここで一定の点数を下回ると「認知症のおそれがある」と判定され、医師の診断書提出や専門医の受診が命じられる。
検査当日の最大の敵は「過度の緊張」と「睡眠不足」である。前夜に深酒をしたり極度に構えすぎたりすると、本来の記憶力を発揮できずに点数を落とすケースが後を絶たない。イラストの記憶パターンはある程度決まっているものの、無理な丸暗記よりも、朝起きたらカレンダーと時計を意識して確認する習慣をつけることが確実な足がかりとなる。
また、合格点に届くか不安な場合でも、不合格即免許取消ではなく、医師の診断によって認知症ではないと認められれば更新可能なルートも残されている。感情的にならず冷静に診断手続きを踏むことが重要だ。