ファミリーを乗せる大型ミニバンである以上、安全性能の妥協は許されない。30系後期モデルの特筆すべき強みは、第2世代の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が全車標準装備された点だ。昼夜の歩行者や昼間の自転車運転者を検知するプリクラッシュセーフティ、レーントレーシングアシストなど、現代の交通環境でも十分に通用する高度な運転支援を備えている。
しかし、購入計画を立てる上で見落としてはならないのが「足回りと消耗品の維持費」だ。車重が2トンを超える重量級ボディゆえ、タイヤやブレーキパッドの摩耗スピードはコンパクトカーの比ではない。18インチや19インチの大径タイヤは4本交換で10万円以上の出費になる。さらに3.5Lモデルは毎年の自動車税(57,000円)が2.5Lモデル(43,500円)より一段高くなる点も、購入前に家計へ織り込んでおくべき現実的な要素だ。