鬼殺隊において、鬼を倒す絶対条件は「日輪刀で首を切り落とすこと」です。しかし、小柄で筋肉量の少ない胡蝶しのぶには、強靭な鬼の首を両断する腕力が備わっていませんでした。
そこで彼女は、亡き姉・胡蝶カナエが極めていた「花の呼吸」をベースに、自らの俊敏性と薬学の知識を極限まで融合させた「虫の呼吸」を創始しました。呼吸の派生元を辿ると「日の呼吸 → 水の呼吸 → 花の呼吸 → 虫の呼吸」という系譜に位置づけられます。
力で敵をねじ伏せるのではなく、目にも留まらぬステップと刺突によって鬼の体内に「藤の花の毒」を直接送り込み、内側から破壊するスタイルこそが、虫の呼吸の神髄です。