鈴木亮平という俳優の肉体美が世の中に鮮烈なインパクトを与えた原点、それが映画『HK 変態仮面』だ。パンティを顔に被るという異色のヒーローを演じるにあたり、彼は「ギャグ映画だからこそ、肉体は本物でなければならない」という強い信念を持って役に臨んだ。
数ヶ月に及ぶハードなトレーニングによって彫刻のように磨き上げられた大胸筋と腹筋、美しい背面のカットは、観客の度肝を抜いた。ただ筋肉を大きくするのではなく、ヒーローとしての美しさと説得力を兼ね備えたその造形美は、ホリプロ所属の若手実力派から一躍トップ俳優へと駆け上がる大きな転機となったのである。