今年の天体観測における最大のハイライトは、間違いなく8月12日から13日にかけてピークを迎える「ペルセウス座流星群」だ。何より特筆すべきは、2026年8月13日が「新月」に当たる点にある。月明かりが完全にゼロという、これ以上ない完璧な漆黒のキャンバスが約束されているのだ。
条件が整った暗い空では、1時間に50個から、多い時には70個を超える流星が飛び交う計算になる。明るい大火球(たいきゅう)が残す尾「流星痕」もしっかり肉眼で確認できるはずだ。真夏の夜風を感じながら、芝生に寝転がって夜空を仰ぐ――これほど贅沢な夏の夜の過ごし方は他にない。