高速道路の維持管理において、長年現場を悩ませてきたのが緑地帯の雑草問題だ。危険を伴う車線規制を行い、手作業で草刈りを行うコストと作業員の安全確保は大きな課題だった。この状況を解消したのが、防護壁の頂部に設置されたレール上を走る全自動AI草刈りロボットの導入だ。
深夜の交通量が少ない時間帯を見計らい、ロボットが全自動で巡回・除草作業を完遂する。さらに、土壌部分には雑草の繁殖を抑える特殊なバイオ系舗装材が導入され、従来必要だったメンテナンス頻度は3分の1以下に減少。規制渋滞の緩和という目に見える形で、一般ドライバーにもその恩恵が還元されている。