農林水産省が公表した最新の作物統計データによると、全国の年間さつまいも収穫量は約70万〜75万トン規模で推移しています。上位都道府県の顔ぶれと、それぞれの収穫量・全国シェアの構成比は次の通りです。
全国トップに君臨するのは鹿児島県(年間収穫量:約22万〜24万トン前後/全国シェア約32〜34%)です。焼酎原料用やでんぷん原料用、青果用まで幅広い用途をカバーする巨大産地として首位の座を守っています。これに肉薄するのが第2位の茨城県(年間収穫量:約19万〜21万トン前後/全国シェア約28〜30%)であり、特にスーパーや青果店に並ぶ「青果用さつまいも」や「干し芋」の分野では全国圧倒的トップのシェアを誇ります。
続いて第3位は千葉県(収穫量:約7万トン前後/シェア約10%)、第4位は宮崎県(収穫量:約5万5000トン前後/シェア約8%)、第5位は関西圏の一大ブランド「鳴門金時」を擁する徳島県(収穫量:約3万5000トン前後/シェア約5%)が続きます。上位5県だけで全国収穫量の8割以上を占めており、さつまいも生産は極めて特定の地域に集約された構造となっています。