二人の出会いは1996年に遡ります。当時、日本テレビ系のドラマ『グッドラック』で共演していた俳優の原田龍二が、現場に弟である本宮泰風を連れてきたことがすべての始まりでした。実の兄弟である原田龍二と本宮泰風は、芸能界でも屈指の仲の良さで知られていましたが、この偶然の現場訪問が運命の歯車を大きく動かします。
当時すでにバラエティ番組の女王として多忙を極めていた松本明子は、現場に現れた本宮泰風の端正な顔立ちと物静かな佇まいに文字通り「一目惚れ」をしました。本宮泰風は1972年生まれ、松本明子は1966年生まれであり、松本明子が6歳年上の姉さん女房となります。しかし、年齢差など微塵も気に留めない松本明子の行動力は凄まじいものでした。
初対面のその日のうちに、松本明子は本宮泰風を自宅に招くのではなく、なんと「本宮の実家へ連れて行ってほしい」と直談判。突然の申し出に驚きながらも実家へ連れて行った本宮泰風の家族に対し、松本明子は初対面で「結婚を前提にお付き合いさせてください」と宣言したという伝説的な逸話が残されています。さらにその直後、今度は自身の両親にも本宮泰風を引き合わせるという超速展開を見せました。
当時を振り返るインタビューで本宮泰風は、「台風のようにやってきて、断る隙もなかったが、裏表がまったくなく真っ直ぐな人柄に惹かれた」と語っています。交際期間は実質ほとんどないに等しい電撃的なアプローチの末、1998年3月に二人は正式に入籍を発表。世間を大きく驚かせました。