湘南乃風の自殺説はなぜ浮上?死亡説の真相とメンバー4人の現在を徹底解説

湘南乃風の自殺説はなぜ浮上?死亡説の真相とメンバー4人の現在を徹底解説

湘南乃風の自殺説はなぜ浮上?死亡説の真相とメンバー4人の現在を徹底解説とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

火のないところに煙は立たないと言われますが、ネット空間における訃報デマの多くは「断片的な事実の誤認」と「悪質なアルゴリズムの連鎖」によって人為的に生み出されます。湘南乃風を取り巻く「自殺」という噂についても、綿密なログ解析と当時の報道資料を照らし合わせると、主に3つの明確な発端が浮かび上がってきました。

第1の要因にして最大の元凶となったのが、関西出身のヒップホップ・レゲエ調ユニット「ET-KING」のメンバー・TENNさんの急逝(2014年9月)との混同です。当時、SPEEDの上原多香子さんの夫でもあったTENNさんが自ら命を絶ったニュースは、列島に極めて大きな衝撃を与えました。ET-KINGと湘南乃風は、いずれも2000年代半ばから後半にかけてストリートカルチャーや野外フェスシーンを牽引し、熱いメッセージ性と力強い男性ボーカル、タオルを振り回すライブスタイルで大衆的な支持を集めたグループです。音楽ジャンルやグループの記号性が近かったため、普段熱心に音楽ニュースを追っていないライト層の間で「あの熱い男性音楽グループの誰かが亡くなった」という記憶のすり替えが発生し、「湘南乃風 自殺」「湘南乃風 誰が死んだ」という誤った検索行動へと繋がってしまいました。

第2の要因は、俳優・三浦春馬さん急逝時(2020年7月)の検索クエリの混濁です。当時、三浦春馬さんの訃報に際し、芸能界各所から追悼コメントが寄せられ、生前の交友関係や音楽番組での共演履歴、愛聴曲などがネット上で盛んに取り上げられました。その際、まとめサイトやSNS上で「三浦春馬」「自殺」「湘南乃風」といった単語が同一ページ内に無秩序にタグ付け・記載された結果、検索エンジンの関連検索アルゴリズムが誤作動を起こし、あたかもグループ内に不幸があったかのようなサジェストワードが形成された経緯があります。

第3の要因は、ネット掲示板(5ちゃんねる等)における悪質な中傷書き込みの拡散です。過去のログを確認すると、一部の心無い匿名ユーザーによって「湘南乃風が死亡した」「地獄に落ちた」といった荒唐無稽なデマスレッドが故意に立てられており、それが検索クローラーに拾われることで、不穏なワードが固定化される土壌が作られていました。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。