1943年7月16日生まれの桂文枝師匠は、2026年現在で82歳を迎えました。関西大学在学中からラジオパーソナリティとして頭角を現し、1966年に五代目桂文枝(当時・桂小春団治)に入門。「桂三枝」の芸名を授かって以降、テレビ草創期の伝説的バラエティ『ヤングおー!おー!』で若者文化の旗手となり、関西発のポップカルチャーを全国区へと押し上げました。
タレントとしての華々しい活躍の一方で、文枝師匠の根底にあったのは常に「落語家としてのアイデンティティ」です。2012年には師の遺名である六代桂文枝を襲名。名実ともに上方落語界の頂点に立ちました。80代となった現在も、定期的な独演会や繁昌亭でのトリを務め、自ら生み出した創作落語を時代に合わせてブラッシュアップし続ける姿は、同世代の表現者たちにも多大な刺激を与えています。