長年愛されているキャラクターゆえに、インターネット上には事実と異なる噂や都市伝説が少なからず出回っています。取材班が確認した誤認されやすいポイントを検証します。
よくある誤解の一つが、「野口さんは初期の連載開始当初から主要メンバーだった」という思い込みです。実際には前述の通り、野口さん アニメ 初登場は1995年の第2期第36話「まる子 髪型をかえる」の巻であり、放送開始から丸5年が経過した後の登場でした。原作漫画においても、物語の中盤以降にクラスのアクセントとして投入されたキャラクターです。当初は固定のポジションを持つ予定ではありませんでしたが、その強烈な個性と取り回しの良さから、瞬く間にレギュラーの座を勝ち取りました。
また、「野口さんには実在のモデルがいるのか?」という議論も頻繁になされます。さくらももこ先生のエッセイや自伝的記録によれば、まる子、たまちゃん、はまじ、花輪クンなどには明確な実在モデルが存在しますが、野口笑子に関しては特定の単一モデルが存在しない完全な創作キャラクターとされています。さくら先生自身が持っていた「醒めた視線」「お笑いマニアとしての観察眼」を純度高くキャラクターへと昇華させた、いわば「さくらももこの分身的一面」を投影した存在というのが公式な見解です。