沖縄観光のランドマークである那覇国際通り商店街は、単なる通過点のお土産ストリートから、沖縄の食とクラフトカルチャーを五感で味わう滞在型エリアへと進化しています。その背景にあるのは、2023年に新天地へと完全移行した第一牧志公設市場の定着と、平和通りや浮島通り、壺屋やちむん通りへと続く路地裏カルチャーの再評価です。
かつて目立った画一的な土産物店は淘汰が進み、若手クリエイターが手掛けるセレクトショップや、沖縄県産素材にこだわったスペシャリティストアが次々とオープンしています。旅行業界の動向調査でも、沖縄リピーターほど「メインストリートから一本入った路地での飲食や体験」に時間を割く傾向が顕著に出ており、表通りの活気と裏通りの情緒が共存する独自の都市景観が、国内外の幅広い層を引きつけています。