移住や部屋探しを検討する際、最も多くの人が懸念を抱くのが新宿区の治安とリアルな評判です。警視庁が発表している自治体別犯罪認知件数データを見ると、新宿区の総件数は23区内でも上位に位置しています。ただし、この数値の大部分は歌舞伎町1丁目・2丁目および新宿3丁目の商業・歓楽街に集中している点に留意しなければなりません。
歌舞伎町の治安と現在の状況を取材すると、行政と警察による防犯カメラの増設、客引き防止条例の徹底強化、地域パトロールの継続により、粗暴犯の発生率は以前と比べて抑制傾向にあります。とはいえ、夜間のトラブルリスクがゼロになったわけではなく、居住エリアとしての選定には慎重さが求められます。
一方で、山手線の外側に位置する下落合・中落合・中町・箪笥町といったエリアは、犯罪発生率が極めて低く、都内でも有数の治安の良さを誇ります。区内でも「線路と大通りを一本隔てるだけで空気感が一変する」のが新宿区の最大の特徴であり、エリアごとの境界線を見極めることが安全な生活の鍵を握ります。