Q1:自宅が縄文海進で海だったかどうかを簡単に調べる方法はありますか?
A1:国土地理院のウェブサイト「重ねるハザードマップ」で「治水地形分類図」や「標高地形図」を表示するのが最も確実です。標高が5m未満の低地や「氾濫平野」「後背湿地」「三角州」と表示されるエリアは、縄文海進期に海面下または湿地帯だった可能性が極めて高いと判断できます。
Q2:将来、地球温暖化によって再び縄文海進のような海水面上昇が起きる可能性はありますか?
A2:IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の予測でも、温室効果ガスの排出が続けば2100年までに海水面が数十センチから1メートル程度上昇するシナリオが示されています。縄文海進のような数メートル規模の上昇が数十年で起きるわけではありませんが、高潮や台風時の浸水域拡大という形で、太古の海岸線が再び水害リスクの最前線となる現実的な脅威は存在します。
Q3:縄文海進の時期に海だったエリアに住むのは絶対に避けるべきですか?
A3:避ける必要はありません。東京の丸の内や銀座、埼玉の主要ベッドタウンなど、経済活動や利便性の中心地として成熟しているエリアも多く含まれます。重要なのは「軟弱地盤であること」や「浸水深が深くなりやすいこと」を前提として、ハザードマップに基づいた垂直避難経路の確保や耐震・免震性の高い建物を選択することです。