「角が団子状に分厚くなってミシンの針が折れそう」「裏返したときに四隅が綺麗に出ない」という悩みは、角の余分な布をカットして折り込む「額縁仕立て」をマスターすることで根本から解消されます。
額縁仕立て(裏地なし)のプロ直伝ステップ
- 水通しと地直し:天然繊維(綿・麻)は洗濯で縮むため、裁断前に水に浸して陰干しし、アイロンで布目をまっすぐに整えます。
- アイロンで折り筋をつける:四辺をまず1cm折り、次に1.5cm折る「完全三つ折り」の筋をアイロンでしっかりクセ付けします。
- 角を開いて三角に折る:一度折り筋を開き、角の頂点を内側に向けて斜め45度に折ります。このとき、折り筋の交差点を通るように折るのがポイントです。
- 折り線に沿って縫い合わせる:中表になるように角を合わせ、斜めの折り線の上を縫い、余分な縫い代を5mm残して切り落とします。
- 表に返して端ミシンをかける:角を綺麗に目打ちなどで押し出し、四辺の内側ギリギリ(端から1〜2mm)にステッチをかけます。
裏地ありランチョンマットの失敗しない縫製手順
裏地ありタイプを美しく仕上げるコツは、「返し口の処理」と「押さえステッチ」にあります。表布と裏布を中表に重ね、返し口として約7〜8cmを開けて周囲を1cmの縫い代でぐるりと縫い合わせます。縫い終わったら四隅の角の縫い代を斜めに切り落とし、縫い代をアイロンで割ってから表に返します。最後に全体にアイロンをあて、周囲をぐるりと1周ステッチ(端から2mm)をかけることで、返し口が自然に閉じ、洗濯しても裏布が表にはみ出してこなくなります。