数々の志願者が挑戦し、散っていった中で、マネー成立を果たしたプロジェクトには共通する「成功の秘訣」が存在した。それは単なるアイデアの斬新さではない。緻密な市場分析、妥当性のある収支計画、そして何よりも「経営者として修羅場をくぐり抜ける覚悟」があるかどうかだった。
逆に、どんなに夢が大きくとも「なぜ自分がやるべきなのか」という信念に欠けるプレゼンは、虎たちの容赦ない一言によって一蹴された。成功を手にした者が後に事業で苦戦するケースもあれば、ノーマネーに終わった人物が悔しさをバネに別の道で大成するケースもあった。スタジオの判定は、人生の通過点に過ぎなかったのだ。