国際的にも、未精製の全粒穀物を日常的に摂取することは強力に推奨されている。世界保健機関(WHO)は非感染性疾患(NCDs)予防のための生活習慣ガイドラインにおいて、精製された白米や白パンから全粒穀物への置換を強く奨励。玄米はその代表格として世界中の保健機関から熱い視線を注がれるようになった。
この流れに拍車をかけたのが、大手メディアによる特集報道だ。NHKスペシャルなどのドキュメンタリー番組では、玄米に含まれる機能性成分が腸内細菌叢に及ぼすインパクトや、臨床研究の最前線が映像付きで分かりやすく紹介された。お茶の間に「主食の見直しががん予防の第一歩」という新たな認識が広がる大きな契機となった。