都内の老舗就活写真スタジオで年間1,000人以上の撮影を担当するチーフフォトグラファーによると、撮影直前の修正で最も時間を取られるのが「アホ毛」と「過剰な後れ毛」だといいます。
「普段の街歩きやSNSの写真では『抜け感』として好まれるルーズな後れ毛やシースルーバングも、スタジオの強いストロボ光を浴びると、単なる『乱れ毛』や『セット不足の手抜き』として強調されてしまいます。特に頭頂部からピンピンと飛び出すアホ毛は、ライティングの逆光を受けて白く光り、非常に目立ちます」(同スタジオ・フォトグラファー談)
この問題を解消するためには、市販のマスカラ型ヘアスティックやまとめ髪用ワックスを必ず現場に持参し、撮影直前の3分間で分け目と生え際を撫でて毛羽立ちを抑える習慣が有効です。また、顔を小さく見せようと触角ヘアを垂らす人がいますが、証明写真においては輪郭に不自然な影を落とし、暗い表情に写る最大の要因となります。撮影時だけでも触角は耳の後ろへしまい込みましょう。