Q1:水っぽい下痢が1週間治らない場合、脱水症状の見分け方はありますか?
A1:口の中の粘膜が乾燥している、皮膚をつまんで戻りが遅い、立ち上がった瞬間にふらつく、半日以上尿が出ない、あるいは尿の色が濃いウーロン茶のようになっている場合は明確な脱水のサインです。水分だけでなく塩分・糖分を同時に吸収できる経口補水液(OS-1等)を少量ずつ頻回に摂取し、速やかに内科を受診してください。
Q2:熱も腹痛もないのに下痢が続く場合、市販の整腸剤だけで治りますか?
A2:軽度の腸内環境の乱れであれば整腸剤で改善することもありますが、1週間以上継続している場合は過敏性腸症候群(IBS)やアレルギー性腸炎、軽症の炎症性腸疾患など、市販薬の単独使用では治癒しない疾患が潜んでいる可能性が高いです。自己判断で市販薬を数週間飲み続けることは避け、医師の確定診断を受けてください。
Q3:大腸内視鏡検査は下痢が止まってから受けるべきですか?
A3:下痢が続いている状態のまま受診して問題ありません。むしろ、症状がリアルタイムで生じている時期の方が、腸粘膜の微細な浮腫(むくみ)や充血、びらんなどを正確に捉えられる場合があります。受診当日にいきなり内視鏡を行うわけではなく、問診と腹部触診、血液検査などを経て適切な検査日程を組み立てるため、症状を抱えたまま相談してください。