生理後なのに胸が張る痛みの原因とは?妊娠兆候や病気の見分け方

生理後なのに胸が張る痛みの原因とは?妊娠兆候や病気の見分け方

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「妊娠の可能性は完全に排除できるのに、胸の奥にしこりのような硬い部分があり痛む」という場合、30代から40代の女性に最も多く見られるのが乳腺症です。乳腺症は病名というよりも、女性ホルモン(エストロゲン過剰、またはプロゲステロン不足)のバランスの崩れによって生じる乳腺組織の良性変化の総称です。乳管が拡張して水が溜まる「嚢胞」や、結合組織が増殖する「線維化」が起こり、ゴツゴツとした板状のしこりや圧痛が生じます。

また、40代半ばから50代にかけて迎えるプレ更年期・更年期においても、胸の張りや痛みは頻発します。この年代では卵巣機能の低下に伴い、エストロゲン値が乱高下を繰り返す「ホルモンの嵐」と呼ばれる状態に陥ります。分泌量が突発的に跳ね上がるタイミングで乳腺が強く刺激され、生理周期が不順になりながらも胸だけが激しく痛むという訴えが目立ちます。

重大な疾患を早期に排除するためには、乳がん セルフチェックを月1回のルーティンとして定着させることが不可欠です。適切な実施タイミングは、「乳腺が最も柔らかくなる生理終了後4〜7日目」です。鏡の前で腕を上げ下げし、皮膚の引きつれやくぼみ、乳頭の左右差がないかを目視で確認します。続いて仰向けになり、指の腹を滑らせるように「の」の字を書きながら、硬いしこりや分泌物の有無を触診します。動かない石のように硬い結節に触れたり、片側の乳頭から茶褐色や血性の分泌液が出たりした場合は、自己判断での経過観察は禁物です。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。