ティラノサウルスの大きさ決定版!最新体重と最大個体の真実2026

ティラノサウルスの大きさ決定版!最新体重と最大個体の真実2026

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個体ベースで見た場合、ティラノサウルスの化石で最大と認定されているのはどの標本なのでしょうか。長年その座を守ってきたのは、アメリカ・シカゴのフィールド自然史博物館に展示されている愛称「スー(FMNH PR 2081)」でした。

スーは骨格の残存度約90%という驚異的な保存状態を誇り、全長12.3メートル、生前体重は約8.4トンと算出されていました。長らく「スーこそがティラノサウルスの最大個体」と信じられてきましたが、その記録を塗り替えたのがカナダ・サスカチュワン州で発見された「スコッティ(標本番号RSM P2523.8)」です。

アルバータ大学などの古生物学研究チームによる骨学的調査によると、ティラノサウルス・スコッティの大きさは以下の通り確認されています。

  • 推定全長:約13.0メートル(スーより数十センチ長い)
  • 推定体重:約8,870kg(約8.9トン)(大腿骨周長などから算出)
  • 推定年齢:30歳前後(骨の成長停止線解析による、既知のT-rexの中で最高齢クラス)

発掘時の岩盤が極めて硬く、母岩からのプレパレーション(剖出作業)に20年以上の歳月を要したスコッティですが、脚の骨(大腿骨周囲径)の測定値はスーを上回り、現時点で確認できる最大の肉食恐竜化石の称号を保持しています。現場の発掘担当者が「骨の1本1本が丸太のように太く、過去に目撃したどの標本とも桁が違っていた」と回顧するように、スコッティの存在はティラノサウルスが13メートル級、9トン前後にまで成長し得た動かぬ証拠となっています。

吉田 誠
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吉田 誠

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