体型変化の真相を探るうえで外せないのが、吉田美和の唯一無二の歌唱スタイルだ。DREAMS COME TRUEの楽曲は音域が非常に広く、長時間のライブにおいて縦横無尽に走り回りながら声量を維持するためには、並大抵ではない体幹の強さと心肺機能が要求される。
音楽プロデューサーとしても長年ともに歩んできた中村正人は、バンドの公式発信やメディアの取材において、彼女が日頃から過酷なトレーニングと声量を維持するためのフィジカル維持に励んでいることを明かしている。年齢に伴う声量の衰えを防ぎ、ホールやドームの隅々にまで突き抜ける声量を保つため、意図的に体幹を強化し、呼吸を支える筋肉群を育てる「肉体改造」を行った結果、しっかりとした厚みのある体躯へと変化したという見方が有力だ。オペラ歌手が豊かな声量を出すために厚みのある体躯を保つのと同様の進化と言えるだろう。