現代の都市型レジャーを牽引しているのが、鑑賞者が空間の一部となる体験型アートだ。森ビルが手がける麻布台ヒルズの「チームラボボーダレス」は、国境や世代を超えて人々を魅了し続けている。境界のないアート群の中に身を投じると、光や音と自己の感覚が溶け合うような圧倒的な没入感に包まれる。
さらに、写真家・映画監督の蜷川実花が展開する極彩色のインスタレーション空間も大きな話題を集めている。視覚だけでなく香りや空間演出まで計算し尽くされた展示は、スマートフォンの画面越しでは決して味わえない立体的な感動を与えてくれる。混雑を避けるなら、平日の閉館前ラスト枠か、連休最終日の夕刻が狙い目となる。