RIP SLYMEの活動に最初の決定的な亀裂が入ったのは、2017年4月のことでした。写真週刊誌により、SUと20代前半のモデルとの不倫疑惑が報じられたことがすべての発端となります。
当時、SUはシンガーソングライターの大塚愛と2010年に結婚しており、おしどり夫婦として知られていました。しかし、このスキャンダルは単なる芸能界のゴシップにとどまらず、グループの活動基盤を根底から揺るがす事態へと発展します。報道直後に予定されていた大型フェスへの出演辞退が相次ぎ、グループは事実上の活動休止状態へと追い込まれました。
事態がさらに深刻化したのは2018年11月です。大塚愛が自身の公式サイトおよびSNSで、SUとの離婚届を提出したことを発表しました。大塚愛が綴った「幸せな毎日から、耐え難い毎日まで、とても一言では伝えられませんが、子どもとの生活を守るために決断した」という声明は、単なる性格の不一致を超えた深刻な生活環境の悪化を物語るものでした。
同月、SU自身もInstagramを通じて「全ての責任は私にあります」「RIP SLYMEの活動休止、全ての仕事への影響は私の責任です」と自らの非を認め、謝罪文を掲載しました。この一連の混乱のなかで、グループの所属事務所との契約関係や公式サイトの閉鎖が相次ぎ、長年ファンに愛された5人のRIP SLYMEは表舞台から姿を消すことになりました。