直近のプレミアリーグ第28節から第30節にかけての試合結果は、上位陣のパワーバランスを大きく揺るがす波乱の連続となりました。首位を走るマンチェスター・シティは、エティハド・スタジアムで行われた上位直接対決で劇的なアディショナルタイム弾を沈め、勝負強さをまざまざと見せつけました。ペップ・グアルディオラ監督が試合後の公式会見で「選手たちのメンタリティは限界を超えて研ぎ澄まされている」と語った通り、終盤戦に向けたギアの上げ方は圧巻です。
一方、悲願のリーグ制覇を狙うアーセナルも譲りません。ミケル・アルテタ監督率いるチームは、強固な守備ブロックと洗練されたセットプレー戦術を武器に、アウェイの難所でも確実に勝ち点3を積み上げています。そして、新体制のもとでダイナミックなトランジションサッカーを確立したリヴァプールも首位と僅差で肉薄しており、まさに1試合の引き分けが命取りとなる極限状態が続いています。
下位の残留争いにおいても、昇格組と古豪が入り乱れる大混戦となっており、強豪相手に勝ち点を奪う番狂わせが頻発しています。この予測不能なドラマこそが、世界最高峰と称される最大の理由です。