現在、エンタメ業界の第一線で目覚ましい成果を挙げているのが、20代の黄金期にグループを飛び出した精鋭たちです。彼女たちは「元アイドル」という肩書を単なる通過点へと昇華させています。
まず筆頭に挙げられるのが影山優佳 現在の快進撃です。2022年のサッカーW杯における的確無比な戦術分析で一躍国民的知名度を獲得した彼女は、MENSA(高IQ集団)会員としての知性を武器にクイズ番組の常連となっただけでなく、大手事務所・プロダクション尾木への移籍後は本格派女優としても覚醒。地上波連続ドラマや映画へのメインキャスト出演、大型情報番組のコメンテーターなど、従来の女性アイドルの枠組みを完全に破壊するマルチな才能を発揮し続けています。
また、圧倒的な歌唱力と低音ボイスを誇った齊藤京子 卒業後のキャリアも見逃せません。名門・東宝芸能に籍を置き、テレビ朝日系バラエティ番組『キョコロヒー』で培った独自のユーモアを保ちつつ、ミュージカルや音楽劇、本格サスペンスドラマで主演を務めるなど、役者としての地位を固めました。単なるタレントではなく「歌って演じられるアーティスト」としてのブランディングに成功しています。
さらに、グループからの卒業第1号として道を切り拓いた渡邉美穂 女優活動は、後輩たちにとって最大の指針となっています。数々のドラマでヒロインを務め、映画や舞台でも高い演技力を評価されるなど、着実に実力派女優の階段を駆け上がっています。また、文壇という異例のフィールドに進出した宮田愛萌が、小説『あやふやで、不確かな』の刊行や古典文学の研究を通じて確固たる読者層を獲得している点も、日向坂46出身者の知性と多様性を如実に物語っています。