鉄分の多い食材はレバー以外も!疲れ・貧血を救う最強食品と吸収術

鉄分の多い食材はレバー以外も!疲れ・貧血を救う最強食品と吸収術

鉄分の多い食材はレバー以外も!疲れ・貧血を救う最強食品と吸収術の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

「健診の血液検査では貧血と判定されなかったから大丈夫」と過信するのは早計です。アリナミン製薬などの研究データや臨床現場が指摘するように、成人の体内には約3〜5gの鉄が存在し、その約70%は赤血球中のヘモグロビンとして全身へ酸素を運ぶ「機能鉄」、残りの約30%は肝臓や骨髄に蓄えられる「貯蔵鉄(フェリチン)」としてストックされています。

食事からの鉄分が足りなくなると、体はまず貯蔵鉄を取り崩して血液中のヘモグロビン濃度を維持しようとします。そのため、一般的な健康診断のヘモグロビン値だけを見ていても、貯蔵鉄が底をつきかけた「隠れ貧血(潜在性鉄欠乏症)」は見落とされがちです。体内の貯蔵鉄が枯渇すると、細胞への酸素供給が不足してエネルギー産生が低下し、朝の起き上がりの重さ、集中力の低下、立ちくらみ、さらには爪の割れや抜け毛といった多彩な症状となって表面化します。

SNSや健康相談の現場でも「午後になるとガス欠のように動けなくなる」「原因不明のイライラが続いていたが、フェリチン値を測ったらほぼゼロだった」という生々しい体験談が数多く寄せられています。特に月経による定期的な失血がある女性や、激しいスポーツで足裏の衝撃から赤血球が破壊されやすいアスリートは、1日あたり数ミリグラムの鉄分が恒常的にマイナスになりやすい構造的なリスクを抱えています。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。