鶴瓶・玲子夫妻の間には、1男1女のふたりの子どもが誕生しました。長男はNHK連続テレビ小説『カーネーション』やTBS系ドラマ『半沢直樹』などで確固たる地位を築いた実力派俳優の駿河太郎です。駿河太郎の母親としての玲子夫人の教育方針は、「芸能人の家庭であることを絶対に特別扱いしない」という極めて厳格かつ自然体なものでした。
駿河太郎自身、過去のインタビューで次のように証言しています。
「母は僕たちを普通の感覚で育てることに徹底していました。父がどれだけテレビで有名になろうとも、家の中ではただのお父さん。調子に乗るようなことがあれば、母が一刀両断して現実に戻してくれました」
この家庭内バランスを象徴するのが、鶴瓶がトーク番組で度々披露する笑福亭鶴瓶の嫁エピソードです。どれほど鶴瓶が外で大御所扱いされようと、玲子夫人は一切媚びることがありません。
- エピソード1:鶴瓶がテレビで大ウケしたと自慢げに帰宅しても、玲子夫人は一瞥して「あんた、ちょっと浮ついてるで。靴揃えなはれ」と冷静にいさめる。
- エピソード2:鶴瓶が人間関係で悩んだ際、「あんたが選んだ道なんやから、覚悟決めなさい」と背中を叩いて腹を括らせる。
- エピソード3:鶴瓶が自宅で少しでも偉そうな態度を取ろうものなら、即座に厳しい視線が飛び、鶴瓶自身が「家では嫁はんが一番怖い」と白旗を上げる。
夫の肥大化しがちな承認欲求を巧みにコントロールし、芸人としての「庶民感覚」を失わせない。この鋭いバランス感覚こそが、玲子夫人の非凡さです。